もっといいデザインを提案したい!
ちゃんと意味のあるデザインをしたい(切実)
という気持ちが膨れ上がってきたので、グラフィックデザインを勉強することにした。
ネットや本も読むけれど、今回はオンラインで受けられるコースについて。初回の感想も。
オンラインで有名大学の講義が受けられるMOOC
今時、有名大学の講義がオンラインで受けられる、というのはよく知られていることかもしれない。調べると大学レベルの高等教育オンライン講義(MOOC)を提供するサービスがいくつもある。
MOOCとは、大規模公開オンライン講義を意味するMassive Open Online Courseの略称であり、ムーク、または複数形のCoursesからムークス(MOOCs)と読みます。
インターネット環境があればだれでもアクセスできる、大学レベルの高等教育オンライン講義を提供しており、テストに合格すれば単位を取得したことを証明する修了証が発行される場合もあります。
引用:MOOC(ムーク)とは | スタンフォード大の講義も受講可能な公開オンライン講座・サービス紹介
有名なプラットフォームは「edX」「Udacity」「coursera」など。
そのなかで、一番グラフィックデザインの基礎を網羅できそうなcoursera(コーセラ)の「グラフィックデザイン専門講座」を受講してみることにした。(写真の左端のコース)

courseraグラフィックデザイン専門講座の全容
以下の5つのコースで構成されている。
- Fundamentals of Graphic Design
- Introduction to Typography
- Introduction to Imagemaking
- Ideas from the History of Graphic Design
- Brand New Brand
毎週、「講義ビデオ」と「読む資料/理解度を測るクイズ」、そして評価の対象になる「作品の提出」が求められる。そのほか生徒同士が話し合える「フォーラム」が設置されている。
残念ながらこのコースでデザインの学位は取得できない。代わりに、完了すると修了証が与えられる。
この修了証はLinkedinに載せられるそうなので、ことによったら就職で少し有利になるかもしれない。かも、しれない。
そして大学によると、単位と交換できる可能性もあるということなので、大学に進学したい!という場合は一度チェックしてみるといいかもしれない。
料金は初めの1週間が無料トライアルで、そのあと毎月43ユーロ(約5,374円:2019/01/29のレート)かかる。
期間は6ヶ月で終わる予定。講義は全て、英語で行われる。講義ビデオは自由に一時停止できるし、英語の字幕もつけられるので、英語学習・リスニングにもちょうど良いと思う。
初回の感想
講義ビデオはおもったより短く(20〜30分くらい?)、さらっと流してしまった。グラフィックデザインの内容よりも、新出英単語の方を面白がってしまった。

講義をPCで受ける場合はこんな感じ
が、提出物が以外とボリューミーなので結構必死。提出期限も今週末までに区切られている。
半年後には今より、かなりバラエティに富んだ発想力を身につけられているのでは?と期待している。
内容は、
- グラフィックデザインは文字とイメージの組み合わせでできている
- イメージには「Denotative 見たままの対象を示す」と「Connotative 暗喩が含まれている」がある
- Denotativeの限界はどこだろう、実験してみよう!(例:リンゴを色だけや異なるテクスチャーで表現)
- シンプルで象徴として使いやすい絵も写実的で細かい絵も、使い所が違うだけで必要なのでデザイナーはより多くの表現技法を持ってるといいよね
- DenotativeもConnotativeも関係なく、イメージを作る方法は無限にある(手書きや写真プリント、PhotoshopやIllustratorでの制作物など)
- 慣れない表現方法とやりやすい表現方法を組み合わせてみよう
- 制作過程で予測できない結果が生まれることを楽しもう、そして作り続けよう、反復させてみよう

参考になるか不明なメモ
提出物は、「家財道具を一つ選んで、10通りのイメージをつくる」というもの。
10個のイメージを1つのpdfにして提出できているか、表現方法を色々試せているか、が評価のポイント。
提出は10個だけれど、10個以上の作品作り(=表現方法の模索)を推奨されている。
これはコースメイト間で評価をし合う「Brief」と呼ばれるもので、自分も誰かの評価をしないといけない。評価されるのも、他人の作品をみるのも楽しみ。
さいごに
とりあえず最初に1週間無料だし受けてみよう、と始めてみた。けれど、課題においつけるか、全部で3万円以上払う価値があるのかまだ判断しかねる部分もあるので、いつまで続くかは分からない。
今回だけでも学びがあったので、こういう無料トライアルはもっと怖がらずに受けていきたいなと思った。
コメントを残す